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◆チャレンジ・ザ・自我の導き手◆
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さて、とんでもない所に迷い込んでしまった君だが、こうなってしまったからには「どれだけ自我の導き手に近付けるか」、「どれだけフィレモンと親密になれる資質を持っているか」、つまりぶっちゃけた言い方をしてしまえば「自分がどれだけフィレモンか」を知って帰ろうではないか。ちなみに此処で鑑定できる君のフィレモン度は「雁えりかの描くフィレモン度」なので、オフィシャルとは一切関係ないような、そうでないような、まあもうそんな事どうでもいいのだ。

■問1■目が覚めたら、其処はきらびやかな部屋。不意に、よく通る男性の声が聞こえてきた。「ようこそ、此処は意識と無意識の狭間…」さて、君はどうする?
  ビビってドアの外の不思議空間へ泳逃げる。およにげるってどんな逃げ方だ、とか思いながら。
  何だかワクワクしてきました。取り敢えず声に反応してキョロキョロしてみる。
  「それって具体的にどのへんのことですか」と質問して先生を困らせる。
  落ち着き払った態度で、まだ聞かれてもいないのに氏名と通称を名乗る。フライング気味。
  目の色を変えて声の主を捜し出し、まずは先制パンチ。

■問2■声の主は姿を現した。長身痩躯、そして貌には蝶を思わせる仮面。彼は手を差し延べると、おもむろにこう述べた。「お初にお目に掛かる。私の名はフィレモン、自我の導き手」「さて、君は自分の名前を正確に言えるかね?」その時、君は?
  「フィレモンって変な名前ですね」と、質問を無視した素直な感想を述べてみる。
  取り敢えず正確に名乗って向こうの出方を見る。
  「姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅」とボケをかましながらも、寅さんの口上は対フィレモン用に用意されていたようなカンジだなあと、亡き渥美清さんを偲んでみる。
  思いつく美少年の名をかたって、ぬか喜びさせんとしてみる。
  こんな部屋に連れ込んで名前を聞き出そうなんて変質者に違いない。取り敢えず殴ってみる。

■問3■フィレモンは掌の上に、燐光を纏った異形の存在を映して見せた。「これが君のペルソナ。その名も…」
  「セイメンコンゴウ」もしくは「ヴォルカヌス」
  「ハム太郎」もしくは「ピカチュウ」
  「10年前に亡くなったおじいちゃん」
  「第二次大戦で大活躍した猛将パットン」
  「ジャカマシャ!永眠スラッシュ!!」

■問4■「一応用は済んだが、急いで帰る必要もあるまい。お茶でも飲んでいくかね?」彼はどこからともなく瀟洒なテーブルセットにロイヤルコペンハーゲンのディッシュ、ジノリのカップ&ソーサー、英国王室御用達のアフタヌーンティーセットを差し出した。君の反応は?
  思わず総額を計算する。
  フィレモンに本当に4次元ポケットがないか、本気で疑う。
  性格に似合わず趣味がいいと、取り敢えず褒めてみる。
  危なくないかどうか、注意深げにお茶の匂いを嗅ぐ。
  卓袱台返し。

■問5■「それでは帰りたまえ。君が在るべき時間と空の下へ…」どうやらお別れのようだ。恭しく一礼を施したフィレモンに対し、君は?
  一礼を返してとっととおさらばする。三十六計逃げるにしかず。
  「有り難う御座いました」と丁寧にお辞儀。礼の心は日本の美徳、礼の心は伊達征士。
  送ってくれるまで、何か言いたげな瞳で見つめて待つ。
  きびすを返す振りをして、奴の向こうずねを蹴る。
  居着く。